「ブランドも何も、ただ嫌われているだけですけどね(笑)。ただ、ひとつだけ確実に言えることは、僕たちが生きていく上では、基本的には、自分のことを好いてくれる人の数しか計上されないということ。僕の場合だと、ライブの動員数や本の売り上げ部数などですね。自分が何か100人に対して情報を発信したとして、1対9で嫌われるとします。この時、『90人もの人に嫌われるのは嫌だ』と言って、声のボリュームを下げて、10人だけに発信してしまうと、反対の声は10分の1に減りますが、同時に自分のことを支持してくれる人数も10分の1に減って、1人になってしまいます。たとえば僕の場合はファンが1人では生きていけません。支持してくれる人の比率が悪ければ悪いほど、声のボリュームを上げて、分母を拡大した方がいい。これまで100人に発信していたところを、1000万人に発信した方がいい。そうすると、100万人が支えてくれるし、そして900万人から嫌われますが、そちらの方は数字上はゼロです。目を向けなきゃいけないのは、自分のことを嫌う人の数ではなく、自分のことを好いてくれる人の数。すなわち比率と分母です。そして比率は変えてはいけない。それの比率こそが自分の個性だから」